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韓国巨文島にっぽん村―海に浮かぶ共生の風景 (中公新書)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 120433 位
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日本人海外進出の近代史
巨文島といえば、1885年のイギリスによる占領か、あるいは1951年のサンフランシスコ平和条約における朝鮮の領土を規定した項で名前が登場するのを見た程度、というのが、教科書的知識としてはせいぜいのところであろう。
しかし、その間の数十年において、この島には日本人が暮らす「日本村」が形成されていたという。本書は、元来諸事情によって無人島であった歴史を踏まえつつ、この島に移住した最初の日本人の生まれ育ちから集落の形成と発展、そして敗戦に伴う引き揚げに至るまでの過程を、資料やヒアリングなどを基にして詳細に描き出している。当時の生活感に寄り添い、また巨文島の現在へも思いを馳せて、引き揚げた人々と島でいま暮らしている人々との交流実現にまで至るその記述はたいへん興味深い。
理念的な是非を争わんとする前に、触れておいていい一冊であろう。
中央公論社
我らの不快な隣人―統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇
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